主任牧師 伊藤英志 (いとう ふさし)
 
福音を宣べ伝えるために

伊藤英志牧師写真

・1966年 東京生まれ。小3から高3まで仙台で過ごし、東北学院高等学校から国際基督教大学(ICU)へ進学。
・ICU教会において洗礼を受け、卒業後はICU教会派遣海外教育奉仕者としてタイ・キリスト教団立パヤップ大学(チェンマイ市)にて常勤日本語講師を4年間勤め、帰国後ICU大学院にて行政学を学ぶ。
・アジア医師連絡協議会(現 NPO法人AMDA)にて主にアジア地域での海外の保健・医療プロジェクトに携わった後、財団法人平和・安全保障研究所にて常勤研究員として従事。
・2006年3月に 東京神学大学・大学院を卒業し、日本基督教団富士見町教会伝道師・副牧師を経て、2010年 4月から三軒茶屋教会の牧師に就任。

主日礼拝での説教は、聖書の各文書を毎週連続して読み進める連続講解説教を基調とし、文脈や原語の意味、聖書執筆時代の歴史的、社会的、文化的状況などを踏まえながら、現代の私たちに向けられている意味に留意しています。「聖書研究祈祷会」などの各集会では、理解の助けとなる独自のプリントを用い、礼拝とは違う形式で聖書への理解を深めようとしています。かつてのタイ北部農村部での12年間にわたる学生ワークキャンプ等の海外での経験も活かしながら、「この時代に生きている私たち」に、福音が生き生きと響き渡る教会運営となるよう心掛けています。

牧師 北原和夫 (きたはら かずお)
 
若者達へ伝えたい

・1946年 新潟県長岡市生まれ
・中学生時代近くの聖契キリスト教会に通い聖書に親しむ
・大学で物理学を専攻、学内での聖書研究会に参加、その後無教会の聖書集会に所属、キリスト教学生寮「同志会」で過ごす
・1971年ー1974年までブリュッセルに留学、1974年ー1976年までボストンで研究、1975年現地のバプティスト教会で結婚
・1976年帰国、1979年ー1984年まで静岡大学。1984年ー東工大
 1995年ー2018年まで「同志会」の寮長(理事長)、毎週の晩祷を寮生ともに
・1998年ICUに着任、同大学教会の教会員、聖歌隊にも参加、2007年受洗
・2011年日本聖書神学校入学、2015年5月准允、番町教会伝道師となる
・2018年5月按手、6月三軒茶屋教会に異動、9月牧師に就任 現在に至る

「物理学の研究と教育からキリスト教の伝道の道に歩み出したのは何故か、とよく質問されます。その問いに対し私は『学問の研究と教育の中で”学問共同体”というものを常に考えて続けて来たことから』と答えています。学問は『個人わざ』のように見えますが、学会の活動や教育の場における学問の継承を見ても明らかなように、もともと学問は『共同体』的なわざなのです。そこでは、世界の理解に到ろうとする人々の連帯が生まれると同時に、人知の限界も知らされるのです。超越的なものの存在を想い、そのかたのわざに与ろうとするところで、信仰と学問は繋がってきます。そして、神の御心を問いながら協働する。これがチリからつくられた人間のあり方ではないでしょうか。そんな思いで、若い人々への伝道の道に歩み出したのです。」
穏やかな笑顔の北原牧師の眼差しは、いつも「 若者 」に向けられています。