主任牧師 伊藤英志 (いとう ふさし)
 
牧師の宣べ伝え

伊藤英志牧師写真

・1966年 東京生まれ。
・小3から高3まで仙台で過ごす。東北学院高等学校→国際基督教大学(ICU)へ進学
・ICU教会において洗礼を受ける。→卒業後、タイ・キリスト教団立パヤップ大学(チェンマイ市)にて日本語講師を勤める
・帰国後ICU大学院にて行政学を学ぶ
・アジア医師連絡協議会(現 NPO法人AMDA)にて海外の保健・医療プロジェクトに携わる
・財団法人平和・安全保障研究所にて研究員として従事
・2006年 東京神学大学・大学院を卒業→日本基督教団富士見町教会伝道師となる
・2010年 三軒茶屋教会の牧師に就任

第三代主任牧師。一言で表すならば「礼拝第一主義」。主日礼拝では、卓越した説教力により、出席者の心に響き渡る福音を述べ伝えています。説教スタイルは「講解説教」を基調とし、聖書の文脈や原語の意味、聖書執筆時代の歴史的、社会的、文化的状況などを踏まえて解釈し、意味を説き明かしていきます。ひとつの文書を毎週連続して読み進めるため、繋がりを持って聖書全体を味わうことができます。着任後始めた「聖書研究祈祷会」では、牧師独自の教材を用い、礼拝とは違う語り口で聖書への理解を深めさせてくれます。多言語を理解。アジアでの教師体験を活かしボランティア・リーダーとしてのエネルギッシュな活躍も。災害被災地復興の活動エネルギーの基盤作りを、一過性ではなく長期的に取り組んでいます。


牧師 北原和夫 (きたはら かずお)
 
若者達へ伝えたい

・1946年 新潟県長岡市生まれ
・中学生時代近くの聖契キリスト教会に通い聖書に親しむ
・大学で物理学を専攻、学内での聖書研究会に参加、その後無教会の聖書集会に所属、キリスト教学生寮「同志会」で過ごす
・1971年ー1974年までブリュッセルに留学、1974年ー1976年までボストンで研究、1975年現地のバプティスト教会で結婚
・1976年帰国、1979年ー1984年まで静岡大学。1984年ー東工大
 1995年ー2018年まで「同志会」の寮長(理事長)、毎週の晩祷を寮生ともに
・1998年ICUに着任、同大学教会の教会員、聖歌隊にも参加、2007年受洗
・2011年日本聖書神学校入学、2015年5月准允、番町教会伝道師となる
・2018年5月按手、6月三軒茶屋教会に異動、9月牧師に就任 現在に至る

「物理学の研究と教育からキリスト教の伝道の道に歩み出したのは何故か、とよく質問されます。その問いに対し私は『学問の研究と教育の中で”学問共同体”というものを常に考えて続けて来たことから』と答えています。学問は『個人わざ』のように見えますが、学会の活動や教育の場における学問の継承を見ても明らかなように、もともと学問は『共同体』的なわざなのです。そこでは、世界の理解に到ろうとする人々の連帯が生まれると同時に、人知の限界も知らされるのです。超越的なものの存在を想い、そのかたのわざに与ろうとするところで、信仰と学問は繋がってきます。そして、神の御心を問いながら協働する。これがチリからつくられた人間のあり方ではないでしょうか。そんな思いで、若い人々への伝道の道に歩み出したのです。」
穏やかな笑顔の北原牧師の眼差しは、いつも「 若者 」に向けられています。