主の年2015年に向かって

 主の年2014年が過ぎ行こうとしている。
 旧友の一人が言った。「今年は何かが大きく変わる始まりの年のように感じる。」
 わたしもそう思う。世界で起こっていることの多くは、歴史の繰り返しのような出来事である一方で、人類が全く経験したことのない現実がわき起こっている。
 自然災害や戦争、事故や犯罪など、歴史の上では繰り返されてきたことがわかっていても、教訓を受け止めてこなかった事実を覆い隠して、「前例がない」「想定外だ」と言い訳をしながら、実は何らの対策をとってこなかった。それゆえの惨事もあった。
 地球環境の静かな変容、高齢化や少子化、医療が進んでも減らない病気、分別のない自然資源の奪い合い・・・。全人類にとって未体験である状況が大きく広がりつつある。それらは国家や社会のレベルにだけではなく、個人や家族の生活にも大きな影響を具体的にもたらすようになってきた。
 何をどうしたらよいのかわからない。この人間の不安や行き詰まりが、もしかしたら次の大きな変化、しかも良くない変化をもたらすマグマになってしまうのかもしれない。
 誰もが喜びを求めている。誰もが安心していたい。具体的な手応えとともに、夢を追いかけていられる自分であり続けたい。そうした率直な願いは、誰でも、どんな現実に覆われていても、大切にし続けたい。
 どんなちっぽけなことでも、成すべきこと、成し遂げられることに、誠実と謙遜をもってひたむきに生きる人を、神は決してお見捨てにはならないのだから。
 主の年2015年の歩みが、誰にとっても喜ばしい新発見と幸いが増し加えらえる年となりますように。

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