立ち止まる人々

 三軒茶屋教会の前では、11月28日(日)から大きなクリスマスツリーとキリストの誕生の様子をかたどった像が並んでいる小屋を見ることができます。普段は足早に行き交う多くの人々が、足を止めて見入っています。特に夜になると電飾もあってより一層目をひきます。

 多忙な毎日を過ごしている人にこそ、自分の意志で立ち止まる時間が必要です。立ち止まらされる時といってもよいでしょう。見つめるべきものを見つめる。聞き入ろうとするものに聞き入ろうとする。大切なものを前にしたそうした立ち止まりが、その人の霊を立ち戻させるのです。

 静かに立ち止まって我を取り戻す。これがクリスマスに向かう待降節・アドベントを過ごす者たちの姿といえるでしょう。

 子どもたちだけでなく、若い人も、人生の経験を重ね続けてきた人も、暗闇の中でひっそりと輝いているほのかな光を前に立ち止まっている。その姿が天においてとらえられているのを思うとき、牧師もまた行き交う人々の中に新しい発見を示されるのです。

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